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haru / natsu / aki / fuyu … 日本語で季節の表現

2021年7月 9日

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日本は四季が明確に分かれていることで有名です。実は、四季を表す「春(haru)」「夏(natsu)」「秋(aki)」「冬(fuyu)」の他にも季節を表す日本語表現があることを知っていますか?今回は、季節に関係する日本語を紹介します。

1. 春(haru)

「春(haru)」は「春」を意味します。日本の春は3月~5月の間です。春は冬の寒いときから気温が少しずつ上がり始め、快適に過ごせます。日本の春は桜の花が満開になり、美しい風景を見ることができます。

例文

もうすぐ春ですね。

Mōsugu haru desu ne.

It's spring soon.

2. 夏(natsu)

「夏(natsu)」は「夏」を意味します。日本の夏は6月~8月の間です。日本の夏は気温が30℃を上回り、ときには35度を上回ることもあります。日本の夏は高温多湿なので、蒸し暑い日が続きます。

例文

今年は暑い夏になりそうですね。

Kotoshi wa atsui natsu ni nari-sō desu ne.

It's going to be a hot summer this year.

3. 秋(aki)

「秋(aki)」は「秋」を意味します。日本の秋は9月~11月の間です。夏から少しずつ気温が下がり、再び過ごしやすい季節になります。秋には紅葉の美しい風景を見ることができます。

例文

秋になったら紅葉狩りに行きましょう。

Aki ni nattara momijigari ni ikimashou.

Let's go see the autumn leaves in the fall.

4. 冬(fuyu)

「冬(fuyu)」は「冬」を意味します。日本の冬は12月~2月の間です。気温が低く、寒い季節になります。地域によっては、人間の背丈よりも高く雪が積もるところもあります。

例文

日本の冬は寒いですね。

Nihon no fuyu wa samui desu ne.

Winter in Japan is cold.

日本には「二十四節気(nijūshisekki)」という季節を表す言葉があります。「二十四節気(nijūshisekki)」は、1年を春夏秋冬で分け、更にそれぞれの季節を6つに分けたものです。合計24の季節にはそれぞれ名前がついており、日本のカレンダーには記載されることがあります。今回は有名な「二十四節気(nijūshisekki)」をいくつかご紹介します。

5. 立春(risshun)

「立春(risshun)」は23日頃の春のはじまりを意味している「二十四節気(nijūshisekki)」です。「立春(risshun)」から春になるのですが、実際には日本の2月はまだ寒いです。そのため、「暦の上では(koyomi no ue dewa)」という「カレンダーによれば」の意味の言葉を使って、「立春(risshun)」からが春だと説明することが多いです。

例文

立春になると、暦の上では春です。

Risshun ni naru to, koyomi no ue dewa haru desu.

When risshun (the first day of spring) arrives, it is spring according to the calendar.

6. 立夏(rikka)

「立夏(rikka)」とは55日頃の夏のはじまりを意味している「二十四節気(nijūshisekki)」です。

例文

立夏を過ぎたら、夏が来る準備をしましょう。

Rikka wo sugitara, natsu ga kuru junbi wo shimashou.

After rikka (the first day of summer), get ready for summer.

7. 立秋(risshū)

「立秋(risshū)」とは87日頃の秋のはじまりを意味している「二十四節気(nijūshisekki)」です。

例文

立秋を過ぎたら、残暑見舞いを書きます。

Risshū wo sugitara, zansho mimai wo kakimasu.

After risshū (the first day of autumn), I will write a post card for the late summer.

8. 立冬(rittō)

「立冬(rittō)」とは117日の冬のはじまりを意味している「二十四節気(nijūshisekki)」です。

例文

立冬になると、冬の気配が近づいてきます。

Rittō ni naru to, fuyu no kehai ga chikazuite kimasu.

With rittō (the first day of winter), the signs of winter are approaching.

[日本のことが気になる?一緒に日本語を学びませんか?]

9. 春分(shunbun)

「春分(shunbun)」とは321日頃の昼と夜の時間が同じになる「二十四節気(nijūshisekki)」です。この日を境に夜より昼の時間の方が長くなります。日本には「春分の日(shunbun no hi)」という国民の祝日があります。

例文

明日は春分の日で、お休みです。

Ashita wa shunbun no hi de, o yasumi desu.

You are off tomorrow. Because it's Vernal Equinox Day.

1. 夏至(geshi)

「夏至(geshi)」とは621日頃の昼の時間が最も長くなる「二十四節気(nijūshisekki)」です。この日を境に、昼の時間が徐々に短くなっていきます。

例文

夏至を過ぎれば、少しずつ夜が長くなっていきます。

Geshi wo sugireba, sukoshizutsu yoru ga nagaku natte ikimasu.

After the summer solstice, the nights get longer little by little.

1. 秋分(shūbun)

「秋分(shūbun)」とは923日頃の再び昼と夜の時間が同じになる「二十四節気(nijūshisekki)」です。この日を境に、昼より夜の時間の方が少しずつ長くなります。日本には「秋分の日(shūbun no hi)」という国民の祝日があります。

例文

秋分の日には、お墓参りに行きます。

Shūbun no hi ni wa, o haka-mairi ni ikimasu.

I go to visit the grave on Autumnal Equinox Day.

12. 冬至(tōji)

「冬至(tōji)」とは1222日頃の夜の時間が最も長くなる「二十四節気(nijūshisekki)」です。この日を境に、昼の時間が徐々に長くなっていきます。

例文

冬至には、ゆず湯に入る風習があります。

Tōji ni wa, yuzu yu ni hairu fūshū ga arimasu.

In Japan, there is a custom to take a yuzu bath at the winter solstice.



日本には「二十四節気(nijūshisekki)」以外にも季節を表す言葉があるので、いくつかご紹介します。

13. 初春(shoshun)

「初春(shoshun)」とは1月~3月頃の「春の初め」を意味する季節の言葉とされています。

例文

ふきのとうは初春の味覚です。

Fukinotō wa shoshun no mikaku desu.

Fukinoto is the taste of early spring.

14. 晩夏(banka)

「晩夏(banka)」とは8月~9月頃の「夏の終わり」を意味する季節の言葉とされています。

例文

晩夏の候、夏の暑さもだいぶ和らぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。

Banka no kō, natsu no atsusa mo daibu yawaragimashita ga, ikaga osugoshideshou ka.

The heat of summer has eased considerably. How have you been recently?

※手紙の書き出しに使用する時候の挨拶です。

15. 中秋(chūshū)

「中秋(chūshū)」とは9月~10月頃の「秋の中頃」を意味する季節の言葉とされています。旧暦の8月15日に見られる月を「中秋の名月(chūshū-no-meigetsu)」と呼び、現在は9月の中旬頃に見られます。

例文

中秋の名月がきれいですね。

Chūshū-no-meigetsu ga kirei desu ne.

The harvest moon is beautiful.

16. 初冬(shotō)

「初冬(shotō)」とは11月~12月頃の「冬の初め」を意味する季節の言葉とされています。

例文

今日は、初冬を思わせる寒さですね。

Kyō wa, shoto wo omowaseru samusa desu ne.

Today, it is a cold reminiscent of early winter.

「立春(risshun)」?「春分(shunbun)」?「初春(shoshun)」と、同じ春でもいろいろな表現がありますね。気温や天気は少しずつ移り変わっていくものなので、「今日から春です」とは言い切れないです。それにより生まれた曖昧で繊細な日本の表現を楽しんでみてください。季節を表す言葉には、他にも「大寒(taikan)」や「大雪(taisetsu)」などがあるのですが、どのような意味かわかりますか?


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